今年度最後の研修会を開催しました!


それぞれの役割と強みを知り

子どもを中心とした、連携・協働をカタチにする。

令和6年1月31日(水)黒崎市民会館にて、「教育・学校のことをもっとよく知ろう!」をテーマにこれまでありそうでなかった、教育関係者をお迎えしての福祉側に向けた研修会を開催しました。

新潟市教育委員会特別支援教育課

統括指導主事  諸本 健 様

教育サポートセンター  今井 信郎 様

をお迎えし、新潟市における特別支援教育の現状や課題等を踏まえ、特別支援学校、支援学級、就学支援員会等の仕組みや役割など、福祉側にも知ってもらいたい内容等についてお話ししていただきました。



学校では〇〇だけど、放デイでは・・・。

放デイでは〇〇だけど、自宅では・・・。

自宅では〇〇だけど、学校では・・・。

そんな会話をよく耳にしますが、子どもの見せる姿は、それぞれ環境も違えば、過ごす内容や出会う人も様々の中で、違って当然。

「〇〇くんがこんなことをして!困っているんです。どうしたらいいですかね!」

という話を聞きながら頭の中で、

『そうかー。〇〇くんは困っているんだな』と変換して、本人を中心とした話に置き換えていく。


これまで、家庭・教育・福祉の連携が大切と、いろいろ場面で支援する大人たちが交わしてきたやりとりに。。。モヤモヤと不満。

それぞれが本人のことを考えているはずなのに、なぜか集まってもそれぞれの主張と情報の伝達で終わってしまう。。。もどかしさと現実。


そんな経験や思いを抱いている人も多いのでは・・・と、まずは本人を支える立場の支援者がそれぞれのことをよく理解し、尊重し、個性を活かし合う関係を築く一歩になればと企画した本研修。

教育関係者である登壇者お二人が、教育の役割などの説明にとどまらず、家庭と福祉の立場をそれぞれ尊重したうえでの、実際の現場でのエピソードも多く交え、いかに本人中心の連携につながていくかなどの実践的なお話もあり、研修のテーマに合ったとても有意義なものとなったと感じています。


研修後半は、新潟市障害者基幹相談支援センター秋葉の、関川相談員を交え、本田会長と共に、ざっくばらんなクロストーク!

福祉側が感じている課題や、不登校児への支援、ICTの活用など意見交換をさせたいただきましたが、もう少し今後のヒントにつながる話をと思ったところで、あっとういう間に終了の時間に。


事務局としては時間をもっと長くしとけば!・・・と後悔。

このモヤモヤと現実を胸に・・・

今回の研修が本人を中心とした連携・協働をカタチにする一歩となったことを願いつつ、その先に進んでいける研修を次年度以降も企画・実施していきます!

ご参加くださいました皆様、開催にあたりご協力くださいました各関係機関の皆様に心より感謝申し上げます。

NIIGATA放デイネット

つながりをもって 子どもの発達を支えたい 新潟市で放課後等デイサービスを実施している事業所が集まり、活動している任意団体です。

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