令和6年度会員事業所向け研修を行いました。

令和6年10月29日(火)黒崎市民会館にて「令和6年度放デイネット会員向け研修」を行いました。前年度より参加者の人数が増え、100名を超える方々に参加していただきました。誠にありがとうございます!

今回の研修では『そうなの!?5領域』~個別支援計画書の5領域について~NPO法人てるいんとこ理事長の倉島繁様に講師をお願いし、前半部分では5領域についての詳細を、具体例と共に説明していただいております。また、前半部分の最後に、個人ワークとして、5領域それぞれの具体的な支援を、個人個人で考えていただきました。

後半部分では、奇数グループと偶数グループに別れて、奇数グループは“支援学校に通う利用者様が多い事業所”、偶数グループは“支援学級に通う利用者様が多い事業所”をイメージし、支援プログラムの作成をしていただきました。40分間という長い時間ではありましたが、各グループ、進行役の方を中心に、活発な話し合いをしてくださっていました。日頃、自事業所でどんな支援をしているのか、その支援の目的は何か、その支援が5領域のどの領域に属すのか……気付かないうちにしている支援が5領域の中のどこかに属していて、それにはしっかりとした目的や根拠がある。目的が見えるから、子どもたちへの支援も明確になり、充実したものになる。そういった気付きが、参加者の皆様の中にあったのではないでしょうか。

最後に、各グループで発表をしていただきました。「グループの仲が良く、司会者中心に活発なやり取りが出来た。」「色々な意見が出て、時間が足りないくらいだった。」「他事業所さんが行っている支援を色々とお聞きできて、大変参考になった。」「区内の他事業所さんと一緒にイベントを行っている事業所があり、とても良いと思ったので、是非やってみたいと思った。」等、様々な意見が聞かれました。発表をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

法改正に伴い、支援プログラムの作成や5領域の視点を踏まえた個別支援計画の作成等、放課後等デイサービスに求められることも多くなりました。それは、放課後等デイサービスという福祉サービスを必要とする方々が増えている証拠だとも言えます。でもいつも、利用者様の笑顔の為に、学び続ける姿勢を大切にしていきたいですね。

放デイネットでは今後も研修会を通じ、資質向上を図れるように取り組んでまいります。


NIIGATA放デイネット

つながりをもって 子どもの発達を支えたい 新潟市で放課後等デイサービスを実施している事業所が集まり、活動している任意団体です。

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