見たい!知りたい!つながりたい!北区放課後探検隊(報告)
令和元年12月3日(火)に愛宕福祉会ドリーム新館にて、学童クラブ(ひまわりクラブ)職員と放課後等デイサービス職員を対象とした交流会『みたい!知りたい!つながりたい!北区放課後探検隊』を開催し、総勢23名の皆様にご参加いただきました。
今回は放課後の児童をお預かりする事業として近い存在である放課後等デイサービス(放デイ)と学童クラブ(ひまわり)の交流会として、これまで交流のなかった両者のはじめての出会いの場となりました。知っているようで知らないお互いを探検し合おうと題名も「放課後探検隊」!わくわく探検のはじまりです。
「見たい!」
開会あいさつの後、いきなりの「探検タイム!」放デイのブースをひまわりの職員さんが見て周ります。ブースには放デイの活動の流れや支援グッズが並び、「あれは何?これは?」と各所で質問が飛び交いました。もしかしたら時間が余るかも…という開催者側の不安も一掃し、予定時間を過ぎるほどの大盛況。お互いの事業所の特色に興味深々です。
「放デイの日々の流れ等がくわしく理解できた。勉強になった。」
「放デイの方とお話する機会はなかなかないので良かった。」
と感想をいただきました。
「知りたい!」
次は放デイとひまわりさんの代表者による事業説明。探検後の説明でより理解が深まったようでした。お互いの事業をイメージしながら、皆さん熱心に聞き入っていました。
「それぞれの特徴が分かって、資料もあり分かりやすかったです。普段聞けない話を聞けて良かったです。」
「ひまわりさんは障がい児の対応など、人数が多い中で大変だなと感じました。ひまわりさんが日々行っていることを知れて良かったです。」
と感想をいただきました。
「つながりたい!」
その後は「つながりタイム!」としてグループトークの時間を設けました。「①子どもたちが地域でより良く生活するために ②ご家族とのかかわりについて」グループに分かれて話し合っていただきました。
お互いをつなげるにはあり余るほどの豊富なエピソードの嵐に、探検家たちの盛んな意見交換が繰り広げられました。
「もう少しグループトークの時間が長いと良かった。時間があっという間に過ぎました。」
「個別に手厚く見てもらえるなど、ひまわりでは行き届かないところもあるので、ぜひ利用を勧めたい家庭はあるが、こちらから勧められないのが現状。課題だと思いました。」
「ひまわりさんでの過ごし方など、もっと知りたいです。何をしてどんなところなのか分からなかったが、困り感のあるお子さんの対応についてなどたくさん話すことができて良かった。」
「定期的に、このような機会があると良いと思いました。お互いの情報交換、また普段の悩みや思っていることなどを伝えることが大切だと思いました。」
と感想をいただきました。
探検を終えて…
参加者の皆さんがとても熱心にお話されている姿を拝見し、子どもたちの発達と成長を支える自覚と熱意を感じました。皆さんがそれぞれに得るものがあったのではないでしょうか。
放課後という大切な時間を共有できる喜びを感じながら、これからもお互いに高め合える関係を続けていきたいと思える交流会でした。
今後も様々な研修を通して、つながりを大切に活動していきます。
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