今年度最後の研修を開催しました
令和7年2月20日(木)江南区文化会館にて、「移行支援、学校ではどうしている?~学校の今を知ろう~」と題し、特別支援学級に在籍する生徒の進路指導・進学指導の現状や学校との連携の仕方について、新潟市教育委員会特別支援教育課総括指導主事の栗原靖明様をお迎えし、ご講義していただきました。
今回、放課後等デイサービス以外に児童発達支援や相談支援事業所の方々にも参加していただき、100名を超える参加者となりました。
講義の前半は、「過去と今(現状)について」や「支援学級と通常の学級の違いについて」、「単位制高等学校、全日制高等学校」、「進学した時の課題」についてなど、事例も紹介していただきながら、丁寧にわかりやすく説明していただきました。今まで、何となくわかっているようで、わかっていなかったことに気づき、理解を深めることができた時間となりました。
後半では、「進路を考えるポイント」や「学校との連携」についてのお話でした。進路指導の進め方として、最後は必ず本人に自己選択させることが大切だということでした。そこに向かうためには、関わる支援者すべてが、子どもを中心にどう成長させるか、本人の選択を共有することがとても大事だということでした。まずは、子どもを支援するもの同士がお互いに顔見知りになれるような関係作りを行っていくことの大切さも再確認することができました。
学びだけでなく、多くの気づきを得ることのできた有意義な研修会となりました。ご講義いただきました栗原様、大変ありがとうございました。また、研修に参加していただきました皆様も研修の進行にご協力いただきありがとうございました。
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